※本ページにはプロモーションが含まれています。
[注]アクセス情報は投稿時点で正確を期していますが、参拝の際は必ずご確認ください。万が一誤りがあっても責任は負いかねますので、ご了承ください。

京都の暮れを象徴する風景──それが「終い弘法」

京都の暮れを象徴する風景──それが「終い弘法」。

毎月21日に行われる東寺の弘法市の中でも、特に師走の開催日は一年の締めくくりとして多くの人で賑わいます。境内いっぱいに露店が並び、正月準備をする京都の人々や観光客で朝から活気があふれます。

骨董、古着、植木、食料品、陶器、縁起物……多彩な品にあふれた“弘法さん”。冬の澄んだ空気の中、東寺五重塔を背景に歩く時間は、京都ならではの年の瀬の楽しみです。

スケジュール|開催日・時間・歩き方のポイント

開催日:2025年12月21日(日)
時間:8:00〜15:00(多くの露店は14時頃から片付け始めます)

 終い弘法の特徴

  • 朝8時にはほぼすべての店が開店。
  • 1,000以上の露店が東寺境内・周辺にびっしり。
  • 正月準備(しめ縄・南天・縁起物)を求める人で大混雑。
  • 骨董市としても有名で、プロの買い付けも多数。

 混雑状況とおすすめの時間帯

時間帯 状況・雰囲気
8:00〜10:00 比較的歩きやすい。掘り出し物狙いに最適。
10:00〜13:00 もっとも混雑。飲食屋台も行列に。京都の年末らしく活気満点。
13:00〜15:00 店が徐々に片付け始める。値段交渉できることも。

※雨天決行。天気が悪い日は多少空くため狙い目です。

 

終い弘法とは?|弘法大師の月命日に開かれる“縁日の締めくくり”

21日=弘法大師・空海の月命日

東寺では毎月21日、弘法大師(空海)の遺徳を偲ぶ「御影供(みえく)」が行われ、その縁日として市が立つようになりました。

この日は参拝者が多く訪れ、御影堂まわりには自然と人や露店が集まり、独特の温かな空気が広がります。単なる“市の日”ではなく、弘法大師への信仰と暮らしが結びついた、京都ならではの文化が今も息づいています。

一年の最後は“終い弘法”として特別な日

12月21日は、その年の弘法市を締めくくる 「終い弘法」
この日は通常月よりも露店数が増え、正月飾り・縁起物を求める京都の人々が一斉に訪れるため、まさに“京都の歳末”を象徴する一日になります。

境内にはしめ縄、南天、正月花、骨董、古着など多彩な品々が所狭しと並び、歩くだけで師走の活気を全身で感じられるほど。

観光客にとっては“京都の年の瀬をそのまま体験できる日”として人気が高く、冬の旅行に合わせて訪れる人も多い行事です。

露店のバリエーションが圧巻

「何も買う予定がなくても楽しい市」と言われるのは、露店をただ眺めて歩くだけでも“変化に富んだ景色”が続くからです。

骨董の並ぶ一角では、小皿や茶道具の細工に思わず足を止め、次の通りに入ると今度は色鮮やかな着物や帯が風に揺れ、その先では甘酒の湯気や屋台の香りがふわりと漂ってくる──。

歩くたびに景色も匂いも雰囲気も切り替わり、まるで小さな旅をしているような気分になれるのです。

  • 骨董品(茶道具、古皿、掛軸など)
  • 古着・着物
  • 手作り雑貨・アクセサリー
  • 食べ物(唐揚げ、たこ焼き、甘酒、漬物)
  • 植木や花、正月飾り

終い弘法・骨董市

見どころ5選|冬の京都で“宝探し”を味わう

終い弘法の魅力は、圧倒的な露店数と、ここでしか出会えない品との“出会い”。ひとつひとつの見どころを、口コミも交えて紹介します。

1. 京都最大級の骨董市|掘り出し物に出会える

茶道具、古民具、ブローチ、和皿、レトロ雑貨まで、ジャンルは驚くほど幅広く、境内のあちこちに“宝の山”が広がっているような感覚になります。

ひとつひとつ表情の違う器や、使い込まれた家具、味わい深い小物たちを見ていると、その持ち主だった人の暮らしや時代の空気まで想像したくなるから不思議です。

値札だけを見ると高く感じるものもありますが、じっくり眺めて店主さんと話しているうちに、「この価格でも納得」と思える背景が見えてくることも。

逆に「こんな値段で?」と驚く掘り出し物に出会えることも多く、骨董好きはもちろん、初心者でも“見るだけの散策”から楽しめるのが魅力です。

骨董に詳しくなくても、本当にワクワクする市。毎年必ず何か連れて帰ります」(40代女性)
茶道具の掘り出し物に出会えて感激。朝一番が勝負です」(50代男性)
昔の食器って味がある。眺めてるだけで幸せでした」(30代女性)

2. 古着・着物・帯の宝庫|とにかく品数が多い

終い弘法では、古着や着物、帯を扱う露店も大人気です。

色とりどりの小紋や訪問着、ちょっとしたお出かけに使えそうな羽織、リメイク用にぴったりな着物地など、見ているだけでも心が躍る品揃え。値札も幅広く、掘り出し物を探す感覚でじっくり見て回るのがおすすめです。

着物に詳しくない人でも、「この柄かわいい」「この色なら普段着に使えそう」と、自分の感覚で選べるのが古着市の良いところ。

店主さんに相談すると、コーディネートの提案や、お得なセットを紹介してくれることもあります。洋服感覚で楽しめる古着から、本格的なアンティーク着物まで揃っているので、着物好きにはたまらないエリアです。

500円の帯を見つけて即買い!状態も良くて大満足でした」(20代女性)
店主さんが帯の合わせ方まで教えてくれて嬉しかった」(40代女性)
アンティーク着物が豊富で、見ているだけで楽しい」(50代女性)

3. 縁起物&正月飾りを求める人で活気満点

しめ縄、南天の鉢植え、門松用の松、正月花、熊手など、新年を迎えるための縁起物が並ぶエリアは、まさに“京都の年末風景”そのもの。市場に近づくと、青々とした松の香りや、花屋の店先に並ぶ紅白の花々が目に飛び込み、歩くだけで「もうすぐお正月だな」と実感します。

地元の人は、毎年同じ店でしめ縄や南天を買うという“マイルール”を持っていることも多く、店主との会話もどこか親しげ。観光客にとっても、こうしたやりとりを眺めるだけで、京都の暮らしに少しだけ触れたような気持ちになれます。新年の飾りをここで揃えれば、家に帰ってからも終い弘法の思い出がよみがえるはずです。

南天の赤い実を見ると、年末だなぁと実感します」(60代男性)
縁起物の露店は華やかで歩くだけでも楽しい」(40代女性)
しめ縄の香りがすごく良くて、つい買ってしまいました」(30代女性)

4. 食べ歩きグルメが豊富|冬の屋台の温かさ

露店が並ぶ通りには、食べ歩きが楽しい屋台もずらり。定番の唐揚げや焼きそば、たこ焼きに加え、京都ならではの漬物やおでん、お団子なども並びます。冬の冷たい空気の中で、湯気を立てる屋台の鍋や鉄板を眺めていると、それだけで体が温まってくるようです。

歩き疲れたら、甘酒やホットコーヒーを片手に、少し端に寄って一息つくのもおすすめ。お店の人との何気ない会話の中に、地元ならではの情報や、“毎年ここで店を出している”というちょっとした歴史が聞けることもあります。買い物だけでなく、こうした小さな交流も、終い弘法の楽しみのひとつです。

寒い体に甘酒がしみる…冬の市ならではの幸せ」(30代女性)
たこ焼きが本当に熱々でおいしい!毎年食べてます」(20代男性)
漬物の試食が楽しくて、つい買いすぎました(笑)」(40代男性)

5. 五重塔を背景に歩く“京都らしさ”が味わえる

終い弘法の大きな魅力は、何と言っても国宝・五重塔を背景に市が開かれること。露店のカラフルなテントや商品と、静かにそびえる五重塔との対比が、他の市では味わえない独特の美しさを生み出しています。ふと顔を上げると、冬の澄んだ空に塔のシルエットがくっきりと浮かび上がり、「ああ、京都に来たんだな」と実感する瞬間が訪れます。

写真を撮るなら、朝のやわらかな光が塔と露店をやさしく包む時間帯が狙い目。夕方近くになると、西日が塔の輪郭を際立たせ、また違った表情を見せてくれます。買い物に夢中になりがちですが、ときどき立ち止まり、五重塔を眺めて深呼吸するだけで、京都らしい豊かな時間が流れていきます。

五重塔と市の組み合わせが本当に絵になる。京都を感じます」(30代女性)
朝の光に照らされた塔がすごくきれいでした」(40代男性)
冬の空気の中で見る塔のシルエットに感動」(50代女性)

東寺・終い弘法・骨董市

アクセス・周辺情報

アクセス(電車が便利)

  • 近鉄京都線「東寺駅」徒歩10分
  • 京都駅からも徒歩圏内(約15〜20分)

周辺(観光・立ち寄りスポット)

東寺周辺は“京都駅のすぐ南”という絶好の立地。終い弘法のあとにも立ち寄れるスポットが充実しています。

  • 東寺 五重塔(国宝):市のにぎわいと五重塔の静けさが対照的で美しい。写真映えスポット。
  • 京都水族館・梅小路公園:ゆったり過ごせる癒やしエリア。家族連れにも人気。
  • 京都駅ビル:クリスマス前のイルミネーションが華やか。買い物や食事にも便利。
  • 羅城門跡:徒歩圏にある歴史スポット。古代の京都の風景を感じられる場所。

グルメ(京都駅周辺で温まるおすすめ)

終い弘法を歩き回ったあとは、冷えた体をゆっくり温めたくなるもの。東寺から徒歩圏にある京都駅周辺は飲食店が非常に充実しており、落ち着いて食事ができる場所も多いのが魅力です。ラーメンや定食など気軽な料理から、京料理の名店まで幅広く揃っているため、その日の気分に合わせて選べるのも嬉しいポイント。観光客だけでなく地元の人も訪れるため、冬の京都らしい“温まる一杯”に出会えるはずです。

  • 京都駅地下街ポルタ:ラーメン、和食、洋食まで幅広く揃う便利エリア。
  • 京都拉麺小路:全国の人気ラーメン店が集結。寒い日にぴったり。
  • 老舗の京料理店:湯葉、京おでん、にしんそばなど京都名物が味わえる。

「終い弘法のあと、京都駅で食べたにしんそばが身体にしみた」(50代女性)
「歩き疲れて駅ビルでお茶したらホッとした」(30代男性)

東寺・終い弘法・骨董市

冬の京都“防寒対策”|底冷えの京都はしっかり対策を

京都の冬は“底冷え”と言われ、数字以上に寒く感じるのが特徴です。終い弘法は屋外を長時間歩き続けるため、しっかりとした防寒対策が欠かせません。重ね着を基本にしつつ、マフラー・手袋・耳当てなど首まわりを守るアイテムを加えると格段に快適になります。また足元は特に冷えやすいため、厚手の靴下や靴用カイロを活用するのがおすすめ。温かい飲み物を持ち歩けば、こまめに体温を保つことができ、寒さを気にせず市を楽しめます。

■ とにかく“重ね着”が基本

  • 発熱インナー+セーター+厚手コート
  • マフラー・手袋・耳当ては必須
  • ストールは風除けにもなり便利

「京都の寒さは別格。重ね着してちょうどいい」(40代男性)

■ 足元の冷え対策を忘れずに

  • 厚手靴下・靴用カイロ
  • 歩きやすいスニーカー/ブーツ

「足先が冷えると、歩くのがつらくなる。靴カイロは本当に助かる」(30代女性)

■ 温かい飲み物を持ち歩く

水筒の温かいお茶や、露店の甘酒で小まめに温まると快適です。

■ とにかく“重ね着”が基本

  • 発熱インナー+セーター+厚手コート
  • マフラー・手袋・耳当ては必須
  • ストールは風除けにもなり便利

「京都の寒さは別格。重ね着してちょうどいい」(40代男性)

■ 足元の冷え対策を忘れずに

  • 厚手靴下・靴用カイロ
  • 歩きやすいスニーカー/ブーツ

「足先が冷えると、歩くのがつらくなる。靴カイロは本当に助かる」(30代女性)

■ 温かい飲み物を持ち歩く

水筒の温かいお茶や、露店の甘酒で小まめに温まると快適です。

東寺・終い弘法・骨董市

混雑を避けるアドバイス|“終い市”はとても混む

終い弘法は1,000店以上の露店が出るだけでなく、京都の地元客・観光客が押し寄せるため、かなり混雑します。特に午前10時〜13時は境内の移動が難しいほどの人混みに。

早朝(8〜9時)に行くのが最も快適

店主とゆっくり話せる・掘り出し物に出会える時間帯。

「朝いちは本当に穴場。静かに見られる」(50代男性)

正午前後は“ピーク”でほぼ動けない

露店の前で立ち止まるのも難しいレベルの混雑。

「お昼すぎは人が多すぎて、子ども連れは大変でした」(30代女性)

13時半以降は少し落ち着く

店じまいが始まり、人の流れも緩やかに。値下げ交渉しやすい時間帯でもあります。

脱出ルートを意識して歩く

東寺東門→九条大宮方面へ抜けると混雑回避がしやすい。

「帰りは東門を出て裏道へ回るとスムーズでした」(40代女性)

まとめ|“弘法さん”と迎える年の瀬の温かさ

終い弘法は、ただの骨董市ではなく、京都の人々が新しい年を迎えるために訪れる“心の支度”のような行事。露店のにぎわい、五重塔の静けさ、冬の空気──そのすべてが京都らしい年末の情緒をつくり出しています。

掘り出し物探しはもちろん、年末の京都を歩く喜びや、弘法さんの穏やかな空気に触れる時間は格別。冬の京都旅行に合わせて訪れる価値のある、一年を締めくくる特別な縁日です。

おすすめの記事