上げ馬神事で有名な多度大社へのアクセス方法について、電車・高速バス・マイカーの3通りをご紹介します。
本記事では、それぞれの行き方をわかりやすく解説します。
多度大社は、境内に生きた神馬がいて「白馬伝説」で幸せを呼ぶ神社です。毎年5月4・5日の「上げ馬神事」は、若者たちが馬と力を合わせて急坂を駆け上がる勇壮な光景がSNSでも話題で、迫力満点の映像が拡散されています。
また、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」という詠まれ方もされる由緒深さと、Instagramにも映える杜の緑や朱色の社殿も魅力です。
また、多度大社へのアクセス方法のほか、現地の駐車場、周辺観光スポット5選、おすすめグルメ5選、泊まりたい宿泊情報まで幅広く紹介しています。
Contents
多度大社へのアクセス方法と駐車場案内
[注]Googleマップは広告表示の影響で、迂回ルートなどが表示される場合があります。
多度大社へは電車・バス・車の3つの方法でアクセス可能です。この記事では、目的に合わせて便利な行き方と、駐車場の情報をわかりやすくご紹介します。
①電車でのアクセス|最寄駅と所要時間
【多度大社の住所】三重県桑名市多度町多度1681
【多度大社の最寄駅】多度駅
多度駅は、養老鉄道養老線の駅です。
遠方から訪れる方は「桑名駅」を経由するとアクセスしやすくなります。
(2025年6月12日現在)
- 名古屋駅〜(JR関西本線・近鉄名古屋線)〜桑名駅〜(養老鉄道養老線)〜多度駅〜(1.5km徒歩約20分)〜多度大社
- 名古屋駅〜(JR関西本線・近鉄名古屋線)〜桑名駅〜(養老鉄道養老線)〜多度駅〜(タクシー・コミュニティーバス)〜多度大社
②高速バス・夜行バスでのアクセス
バス比較なび(2025年6月12日現在)
③車でのアクセスと駐車場情報
- 各地〜(東名阪自動車道)〜桑名東IC〜(約10分)〜多度大社
- 各地〜(東名阪自動車道)〜弥冨IC〜(約15分)〜多度大社
- 各地〜(伊勢湾岸自動車道)〜湾岸桑名IC〜(約20分)〜多度大社
【無料駐車場】あり。80台
[注]Googleマップは広告表示の影響で、迂回ルートなどが表示される場合があります。
多度大社周辺の観光スポット5選とおすすめグルメ5選
多度大社を訪れるなら、周辺の観光スポットやグルメも楽しみたいもの。神社から立ち寄りやすいおすすめのスポットを厳選してご紹介します。
多度大社周辺の観光スポット5選
- なばなの里
季節の花々とイルミネーションが楽しめる植物園です。カフェやベーカリーも併設され、ゆったり散策に最適です。夕方からのライトアップもロマンチックです。
>>口コミや周辺の宿を見てみる[楽天トラベル] - 六華苑(旧諸戸清六邸)
明治時代の洋風建築と日本庭園が融合した文化財です。建物内の見学もでき、写真映えスポットとしても人気です。静かな時間を楽しみたい方におすすめです。
>>口コミや周辺の宿を見てみる[楽天トラベル] - 桑名城跡と九華公園
歴史好きにはたまらない桑名城跡地で、季節の花も見どころです。お堀沿いの散策路が整備され、心落ち着く風景が広がります。春の桜や秋の紅葉も美しいです。
>>口コミや周辺の宿を見てみる[楽天トラベル] - 多度峡天然プール
夏に人気の自然の渓流を活かした天然プールです。清流のせせらぎを聞きながら森林浴も楽しめます。涼を求める旅にはぴったりの癒しスポットです。
>>桑名市観光サイト:多度峡天然プール - はまぐりプラザ
桑名名物「はまぐり」の文化や加工品を紹介する施設です。展示やお土産の販売もあり、地元の食文化に触れられます。体験イベントも開催されることがあります。
>>公式サイト
多度大社周辺のおすすめグルメ5選
- 歌行燈 桑名本店
伝統の桑名名物「はまぐり料理」が味わえる老舗です。落ち着いた和の空間で、ゆったり食事が楽しめます。ランチからディナーまで利用しやすいです。
>>公式サイト - うなぎの初音
創業百年超のうなぎ専門店です。秘伝のタレが香ばしく、県外からのリピーターも多い名店です。予約がおすすめです。
>>公式サイト - 多度グリーンファーム カフェ
農園併設のカフェで、季節のフルーツを使ったスイーツが人気です。女性一人でも入りやすく、テラス席もおすすめです。パフェやスムージーが絶品です。
>>公式サイト - 珈琲屋らんぷ 多度店
【公式サイトあり】レトロな雰囲気の純喫茶で、モーニングやカフェタイムに最適です。アンティーク調の内装が女性客に人気です。珈琲も本格派です。
>>公式サイト - 創作料理こむすび
和の創作料理を楽しめる隠れ家的な一軒です。地元の新鮮な食材を丁寧に調理しており、落ち着いた空間が大人の食事にぴったりです。夜は予約がおすすめです。
>>Indtagram
多度大社周辺の泊まりたいホテル
多度大社のご由緒・ご利益・御朱印
本宮前の於葺門
多度大社のご由緒やご利益、御朱印についても気になる方のために、簡単にご紹介します。訪れる前に知っておくと、より深く楽しめます。
多度大社のご由緒
多度大社は、5世紀後半・雄略天皇の時代に創建されたと伝わる歴史ある神社です。
奈良時代には、僧・満願によって阿弥陀仏が祀られ、神仏習合の中心地として栄えました。
平安時代には朝廷からの信仰も篤く、数々の神階や財宝が奉られ、格式ある名神大社として『延喜式』にも記されています。
鎌倉・室町時代には多くの摂末社や神事が行われ、上げ馬神事も始まりました。
戦国時代には織田信長の焼き討ちを受けましたが、江戸時代に桑名藩主・本多忠勝によって再建され、松尾芭蕉も参拝しています。
明治以降は国幣大社に列し、1996年に現在の「多度大社」と改称されました。現在も地域の信仰を集め、祭事や社殿の整備を続けながら、長い歴史を今に伝えています。
本宮 多度大社
多度大社のご利益
【ご祭神】
本宮:天津彦根命(アマツヒコネノミコト)
別宮:天目一箇命(アメノマヒトツノミコト)
多度大社では、神の使いとされる白馬が幸せを運ぶ伝説があり、その象徴として御朱印には「左馬(ひだりうま)」の印が押されています。これは、馬の字の下部が巾着に似ていて、お金が逃げないという縁起から、金運や財運アップのシンボルとされています。
参拝の際は、福を身につけて帰る意味を込めて、「金運守」を授与されるのもおすすめです。
別宮一目連神社
多度大社の御朱印
多度大社復興420年の御朱印
多度大社のアクセス方法と駐車場案内[まとめ]
多度大社へのアクセス方法は、電車・高速バス・マイカーの3通り。それぞれの特徴を知って、自分に合った行き方を選んでみてください。
周辺の観光やグルメ・スポットもあわせて楽しめば、多度大社でのひとときがさらに充実したものになります。
ぜひこの記事を参考に、多度大社の魅力をたっぷり味わってください。
多度大社周辺の宿泊先もチェックできますので、ぜひご覧ください。
>>多度大社の詳細はこちら[楽天トラベル]