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大國魂神社・酉の市

府中の秋を締めくくる「大國魂神社・酉の市」は、江戸時代から続く関東三大酉の市のひとつ。

「大國魂大神」を祀るこの神社は、古くから武蔵国の総社として知られ、地域の商人や職人が一年の感謝を込めて参拝します。

境内に並ぶ熊手屋の灯り、威勢のよい手締めの音、屋台のにぎわい——そのすべてが冬の訪れを告げる風物詩です。

なお、大國魂神社では大鷲神社例祭(酉の市)と呼んでいます。境内には末社・大鷲神社があります。

大國魂神社・酉の市:基礎情報

項目 内容
開催日
  1. 一の酉:11月12日(水)
  2. 二の酉:11月24日(月)振替休日
時間 6:30~22:00
熊手市/9:00~22:00(各店により異なります)
露店の出店/9:00~22:00(各店により異なります)
場所 東京都府中市宮町3-1
ご利益 商売繁盛・開運招福・家内安全
アクセス 京王線「府中駅」徒歩5分/JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」徒歩7分

>>大國魂神社へのアクセスはこちら

 

大國魂神社・酉の市:歴史と由来

大國魂神社・酉の市出典:府中観光協会

大國魂神社・酉の市は、江戸の町人文化が根づく時代から続く伝統行事です。

「酉の市」は本来、鷲神社を中心に行われていましたが、商売繁盛を願う文化が広まり、武蔵国の総社・大國魂神社でも始まりました。

神社のご祭神・大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)は、国土経営と繁栄の神。その加護にあやかり、商売繁盛・家運隆盛を願う人々が集います。

熊手は「福をかき集める」縁起物として人気で、境内には華やかな熊手がずらり。

金色に輝く飾りや七福神、宝船をあしらった熊手が夜の灯りにきらめきます。

大國魂神社・酉の市:3つの見どころ

① 熊手屋の威勢のよさ

境内を埋め尽くす熊手屋の露店。

「商売繁盛でササ持って来い!」という威勢のいい掛け声とともに、三本締めの音が響き渡ります。

職人の手作り熊手は一つとして同じものがなく、毎年新しいデザインが登場します。

② 伝統の手締めと祈り

熊手を買うと、店主と客が「ヨッ!」と声を合わせて手締めを打つのが大國魂神社の風物詩。

江戸情緒あふれるこの儀礼には、「良い年になりますように」という感謝と祈りが込められています。

③ 夜の灯りと屋台の魅力

府中の中心で開かれるため、アクセスが良く、夜は提灯の灯りが幻想的。

焼きそば・甘酒・ベビーカステラなど、屋台グルメも充実しています。

子ども連れの家族も多く、老若男女が笑顔で楽しめるあたたかな雰囲気です。

大國魂神社近くのおすすめスポット

  • くらやみ祭資料館
    大國魂神社の歴史や祭り文化を知るならここ。
  • 府中けやき並木通り
    ライトアップされた冬の並木がロマンチック。
  • 高安寺
    境内の紅葉が美しく、酉の市の時期におすすめの散策コース。

まとめ:大國魂神社・酉の市

大國魂神社・酉の市は、古き良き江戸の魂を今に伝える府中の冬の風物詩です。

熊手を手にした商人の笑顔、参拝客の祈り、灯りに照らされた神社の荘厳な佇まい。

そのすべてが、新しい年への希望を感じさせてくれます。

冬の夜、福を呼び込む祈りの音を聞きに、大國魂神社を訪れてみてください。

>>大國魂神社へのアクセスはこちら

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