熊野那智大社へのアクセス方法について、電車・高速バス・マイカーの3通りをご紹介します。
本記事では、それぞれの行き方をわかりやすく解説します。
熊野那智大社は、古代の自然信仰に基づき、那智の滝が神聖視されたことから始まりました。
紀元前662年に神武天皇が那智の浜に上陸し、この滝を発見したことが信仰の起源とされています。以来、那智の滝は大己貴神を御神体として祀られ、熊野の神々がこの地に降臨したと伝えられています。
なお、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を合わせて「熊野三山」といいます。
また、熊野那智大社へのアクセス方法のほか、現地の駐車場、周辺観光スポット5選、おすすめグルメ5選、泊まりたい宿泊情報まで幅広くカバーしています。
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Contents
熊野那智大社へのアクセス方法と駐車場案内
熊野那智大社へは電車・バス・車の3つの方法でアクセス可能です。この記事では、目的に合わせて便利な行き方と、駐車場の情報をわかりやすくご紹介します。
①電車でのアクセス|最寄駅と所要時間
【熊野那智大社の最寄駅】JR紀勢本線 紀伊勝浦駅
遠方から訪れる方も、紀伊勝浦駅を経由するとアクセスしやすくなります。
(2025年4月22日現在)
- 各地〜(JR紀勢本線)〜紀伊勝浦駅〜(熊野御坊南海バス約30分)〜那智山
②高速バス・夜行バスでのアクセス
バス比較なび
>>東京 発 → 熊野・御浜町・紀宝町 行き 高速バス・夜行バス
③車でのアクセスと駐車場情報
- 東京〜名古屋〜(東名阪道・伊勢道・紀勢自動車道、熊野尾鷲道路)〜熊野大泊IC〜(国道42号線)〜那智勝浦町〜(約20分)〜熊野那智大社
- 大阪〜(国道168号線・国道42号線)〜那智勝浦町〜(約20分)〜熊野那智大社
- 大阪〜(阪和自動車道、紀勢自動車道)〜すさみ南IC〜(国道42号線)〜那智勝浦町〜(約20分)〜熊野那智大社
【無料駐車場】あり。30台
※ただし、神社防災道路通行料800円が必要になります。
※飛瀧神社前は主にお土産物屋さんの有料駐車場となっております。
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熊野那智大社周辺の観光スポット5選とおすすめグルメ5選
熊野那智大社を訪れるなら、周辺の観光スポットやグルメも楽しみたいもの。神社から立ち寄りやすいおすすめのスポットを厳選してご紹介します。
熊野那智大社周辺の観光スポット5選
- 那智山 青岸渡寺
西国三十三所巡礼の第1番札所として知られる寺院。本堂は豊臣秀吉によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。朱色の三重塔は昭和47年(1972年)に再建され、周囲の原生林や那智の滝との調和が美しく、訪れる人々に深い印象を残します。
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那智の浜は、観音菩薩が住むとされる「補陀落山」へ通じていると信じられてきました。平安時代から江戸時代にかけて、この寺の僧たちは小舟に乗り、極楽浄土を目指して海に旅立つ「補陀洛渡海」を行ったことで知られています。世界遺産に登録されています。
>>口コミや周辺の宿を見てみる[楽天トラベル] - 妙法山 阿弥陀寺
標高750mの妙法山に位置する真言宗の寺院。平安時代初期に空海が開いたとされ、かつては女性の参拝が禁じられていた高野山に代わり、多くの女性が訪れたため「女人高野」とも呼ばれています。
>>口コミや周辺の宿を見てみる[楽天トラベル] - 紀の松島めぐり
勝浦湾の入口には大小の島々が点在し、「紀ノ松島」と呼ばれています。これらの島々を巡る観光船は、勝浦観光桟橋から出発します。特に、午後3時30分発の便ではイルカショーを楽しむことができ、観光客に人気です。
>>口コミや周辺の宿を見てみる[楽天トラベル] - 道の駅 なち
道の駅に併設された「那智駅交流センター」には、那智湾を一望できる温泉施設「丹敷の湯」や、地元農産物の直売所、さらに熊野那智の歴史と文化を学べる世界遺産情報センターが整備されています。
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熊野那智大社周辺のおすすめグルメ5選
- 茶房珍重庵 那智山店
店内からは那智の滝や周囲の自然を眺めることができ、お蕎麦やうどん、めはり寿司などの軽食があります。熊野の名物である「もうで餅」は、つきたての餅にさっぱりした甘さのこしあんが入った和菓子です。抹茶とのセットでお楽しみください。
>>公式サイト - まぐろ三昧那智
マグロを中心とした多彩な料理を提供する居酒屋で、アットホームな雰囲気が魅力です。新鮮な刺身や丼ものが楽しめ、特にマグロのカマ焼きが絶品です。観光客にも人気があり、地元の人々にも愛されています。
>>公式サイト - 十割そば森本屋
地元の人に愛される蕎麦屋で、まぐろ丼と十割蕎麦のセットが特におすすめです。情緒ある古民家の雰囲気の中で、上質な生まぐろを使用した料理を楽しむことができます。営業時間は11:00〜14:00で、定休日は第2・第4火曜日です。
>>紀州勝浦 生まぐろマップ:十割そば 森本屋 - めはり寿司 二代目
地元の新鮮な魚を使った寿司が楽しめるお店で、特にめはり寿司が評判です。観光客にも人気があり、地元の味を堪能できる場所として知られています。営業時間はランチとディナーで営業しており、予約も可能です。
>>那智勝浦観光サイト:めはり寿司 二代目 - お食事処 大和
新鮮な海鮮料理が楽しめるお店で、特にまぐろ丼が人気です。地元の食材を活かしたメニューが豊富で、観光客にも地元の味を堪能できる場所として評判です。営業時間は11:00〜16:00で、木曜日が定休日です。
>>那智勝浦観光サイト:お食事処 大和
熊野那智大社周辺の泊まりたいホテル
熊野那智大社のご由緒・ご利益・御朱印
熊野那智大社のご由緒やご利益、御朱印についても気になる方のために、簡単にご紹介します。訪れる前に知っておくと、より深く楽しめます。
熊野那智大社のご由緒
この神社の起源は、古代の自然信仰に深く根ざしており、特に那智の滝が神聖視されてきました。
伝説によると、紀元前662年、初代天皇である神武天皇(神日本磐余彦命)が那智の浜に上陸し、光り輝く山を目指して進んだ際に、この壮大な滝を発見したことが信仰の始まりとされています。
那智の滝は、大己貴神(オオナムチノカミ)を御神体として祀られ、以来、熊野の神々がこの地に降臨したと伝えられています。
大樟の体内くぐり
平重盛が手植えしたものと伝えられている樹齢約850年のクスノキ。幹の中は空洞化しているので、護摩木または絵馬を手に持ち、胎内くぐりができます。
熊野那智大社のご利益
熊野夫須美大神(フスミノオオカミ)=伊邪那美命(イザナミノミコト)
熊野夫須美大神は、生成や発展を司る神であり、縁結びや願い事の成就を助ける存在として信仰されています。母性や豊穣の象徴であり、家庭や人間関係の調和をもたらす神として崇敬されています。
ご利益には、無病息災、長寿、所願成就、縁結び、商売繁盛、交通安全などがあります。特に「胎内くぐり」というスポットでは、心身の浄化や再生を体験できるとされています。
また、「結宮(むすびのみや)」として人々の縁を結び、ヤタガラスの導きによって交通や海上の安全も守護すると信じられています。
熊野那智大社と御縣彦社(八咫烏)の御朱印
那智の滝(飛瀧神社)
高さ133m、銚子口の幅13m、瀧壺の深さは10mあり、落下する水量は毎秒1トン程とも言われています。神武天皇によって祀られたと古事記に記され、古来より熊野信仰の中心地のひとつとして参拝者を集めてきました。那智原始林に点在する「那智四十八滝」の一の滝として、約1300年前から滝行が行われてきた修業の現場でもあります。
飛瀧神社では、御瀧そのものをこの地に大己貴神が現れた御神体としてお祀りしています。そのため、飛瀧神社には神様をお祀りする社はなく、直接、那智御瀧を拝礼しております。<お滝拝所>大人300円、中学生以下 200円
なお、日本3大名瀑は栃木県日光の華厳の滝、茨城県の袋田の滝、そしてこの那智の滝です。
那智大社別宮 飛瀧神社の御朱印2種
熊野那智大社のアクセス方法と駐車場案内[まとめ]
熊野那智大社へのアクセス方法は、電車・高速バス・マイカーの3通り。それぞれの特徴を知って、自分に合った行き方を選んでみてください。
周辺の観光やグルメ・スポットもあわせて楽しめば、熊野那智大社でのひとときがさらに充実したものになります。
ぜひこの記事を参考に、熊野那智大社の魅力をたっぷり味わってください。
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